ドローンメーカーDJIの製品体験イベントに行ってきました!

こんにちは!  なんちゃってカメラマンのほろです(^^)/

今日は、僕がここ半年くらい気なってしょうがなかった『手持ちジンバルとはなんぞや?実物に触れてみたい!』という事で、横浜みなとみらいにあるワールドポーターズで開催された、DJI製品の一般向け無料体験イベント(事前申込制)に参加してきました!




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DJIといえばファントムシリーズが有名ですね。ですが、ドローンにももちろん興味あるけど、お小遣いですぐ買える金額じゃないし、最近は規制も厳しくなってきているみたいなので、今回はGoProユーザーの僕が実際に活用してみたいと思っていた、一番身近な手持ちジンバルに焦点を絞って見てきました。  

ちなみに事前に下調べはほとんどしませんでした(笑)まずは実物を見てみないとね。

そもそも「手持ちジンバル」ってなに?

はい、興味がない人にとっては聞きなれない言葉ですよね。「手持ちジンバル」の前に、ウィキペディアで「ジンバル」を調べてみました。 以下ウィキペディアより抜粋

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ジンバル(英: Gimbal
)は、1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種である。軸が直交するようにジンバルを設置すると、内側のジンバルに載せられたロータの向きを常に一定に保つことができる。例えば船舶や航空機に搭載された、ジャイロスコープ、羅針盤、焜炉、ドリンクホルダーなどが一般にジンバルを使って地平線に対して常に垂直を向くようになっている。

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うん。難しくてよくわからないですね(笑)

見た方が早いですね。今回のイベントで実際に参加者がいじらせてもらったのがこちら。Osmo(オズモ)という製品です。

【DJI 10周年記念】DJI Osmo カメラスタビライザー ※予備バッテリー付※

まぁ要するに、超簡単に説明すると、手振れ防止機能のめちゃくちゃすごいやつです。カメラ本体を支えるハンドルと、カメラ本体が電子制御のモーターで自在に回転する様な構造になっていて、ハンドルをもって撮影する人が多少下手でもモーター制御でブレた動きを逆方向に修正して、カメラの向きががあまり動かない(安定する)ようにするためのシステムですね。 

手持ちジンバルは、人が自由にハンドルを持って撮影する時にカメラを安定させるために、X軸、Y軸、Z軸の3つの軸が必要なんですね。別の言い方をするなら、前後・左右・上下。なので、製品説明には『3軸電子制御ジンバル』とか書いてあるわけです。



つまりこの手の製品には3つの電子制御のモーターが入っています。電子制御という事は、もちろん電源が必要ってことですね。 

Osmoの場合は柄の部分にバッテリーが入っていて、底のフタを外して交換できる様になっています。





Osmoの操作系統はこんな風になっています。右側の写真の人差し指のところにトリガーがあって、2回カチカチっと操作すると、カメラは自動的に正面に向いてくれます。トリガー操作3回で自分の方を向きます。

で、撮影中に任意にカメラの向きを変えたい場合は、赤い矢印のボタンがジョイスティック的に上下左右にスライドするので、そちらで操作します。青い矢印のギザギザのリングを回してロック解除すると、3軸ユニットごと上位機種のカメラに交換できるようになっているようです。

あとはジョイスティックの右下の赤い点のあるボタンで動画、下の少し大きいボタンで静止画ですね。



横にたたんであるのが、スマホをセットするホルダーです。

スマホにDJIの専用アプリをインストールして、Wifiでペアリングしてリアルタイムでモニターを見ながら撮影できるわけですね。各種設定もスマホから色々出来るみたいです。その辺の機能はGoProと大体一緒かな? 時間が短かったので、じっくり遊べませんでしたが、アプリもしっかりした印象でした。





実際にスマホをセットしてる写真も撮りたかったんだけど、カメラはiPhoneしかなかったので、撮れませんでしたw

このホルダーは、アルミ製だと思いますが、かなりしっかりした作りになっていて、とてもカッコいいです。個人的にこのホルダーが今日一番印象的でした。

セットする時は、左方向へ引っ張って(バネで常時縮んでいる)角2か所でホールドするので、落ちる心配も無さそうです。

実際にいじってみた感想は…

たしかに!これはかなりブレのない映像が撮れそうです。この機能がこのコンパクトさにまとまっているのはすごいと思う。

だけど、スノーボード、バイクなどでの撮影がメインのGoProユーザーの僕の個人的な感想なので、どうしてもGoProとの比較になってしまうのでしょうがないんですけど、残念なのがOsmoには防水性能が無いんですよね…なので、GoProみたいなラフな扱いには向いていなさそう。まぁもしかしたら今後防水性のあるラインナップも出るかも知れませんので、そこは今後に期待です。

あとは、カメラ自体もDJIが作っている一体型の製品なので、汎用カメラの搭載は出来ません。カメラによってサイズ、重さ、重心バランスも違うでしょうから、小型の3軸ジンバルで汎用タイプは難しいのかもしれませんね。

カメラの画角もGoProのスーパービュー(だっけかな)に比べるとだいぶ狭いので、GoProの超広角での撮影に慣れている場合は、新たに慣れる必要がありそうです。もっとも、スマホを横にセットして画像を見ながら撮影する場合には全く問題ないですが。普通に街中での撮影では十分に威力を発揮しそうです。 

イベントでは、途中参加者全員で屋上へ移動して、二人乗りカートの助手席に乗って、もう1台のカートを追い撮りする撮影体験もさせてもらえました。(会場のワールドポーターズの屋上にカートのコースがある!知らなかった…w)





2人に1台のOsmoが渡されて、屋上へ移動する様子。参加者のみなさん聞きたい事がいっぱいあるので、メーカーDJIの方も(黒いTシャツの人)忙しそうでした。





他の参加者の方が後ろから来るカートを撮影する様子。





僕が乗った時のやつ。カメラが明後日の方向向いちゃってますねw

  

これはですね。。。僕はOsmoを左手に持ち、反対の手にiPhoneを持って、Osmoで撮影する様子を動画で撮ろうと思ったんですが、iPhoneの画角が狭すぎるのと、慣れないOsmoの撮影を両手で同時にやろうとすること自体にかなり無理がありました(笑) しかも逆の手で持った方がまだ操作しやすかったかと。。なのでご紹介できるような映像は撮れませんでした(;’∀’)  Osmoで撮影したデータ自体も見れたもんじゃないと思います。(笑)       

あと、他に優れていると思ったのは、オプションで、歩きながら撮影する時の縦揺れを吸収する機械式(モーター制御ではなく、バネ式)のスタビライザーがあって、そのアームの可動範囲内の縦揺れの吸収は画期的なものだと感じました。

これは1台しかなかったので、体験している様子を横から見てましたが、可動範囲を超えなければかなりカメラの動きが安定してました。ただ、縦揺れが激しくてストロークエンド(アームの動きの限界)までいってしまうと、跳ね返される様にカメラが揺れてしまうので、ちょっと注意ですね。ここらへんは実際に何度か使ってみないと何とも言えません。





気になる方は、youtubeでOsmoで検索したら関連動画いっぱい出てきたので、見てみてください(^^)/

イベントの最後には抽選会があり、僕はなんと2位が当たりました。

中身は…「写真印刷アイフォンケース」の引換券w

第3位の方のおまけは

DJIロゴ入りキャップ・Tシャツ・リストバンド・ノートなどの入ったセットでした。そっちが欲しかったwww

そして1位は、Osmoが不思議な値段で買える、という謎のチケットでした。

イベントの最後に参加者全員で記念撮影したから、どっかに掲載されるかも知れません(笑)後ろの方で申し訳なさそうに写ってると思いますw

今回ワールドポーターズでのイベントだったので、事前申込制とはいえ100人くらいは来るのかなぁ…なんて勝手に想像してたけど、意外とこじんまりとしたイベントで、参加者は僕を含めて11人の小規模なものでした。

僕はこの日、会場へバイクで行っていて、雲行きが怪しく雨が降りそうだったのでイベント終了後そそくさと帰っちゃったんですが、家に帰って調べたらワールドポーターズ5階にDJIの代理店で、今回のイベント主催でもあるピクチャーワークスさんの店舗が入ってたんですね。チラッと見てくればよかったなぁ。

今回のイベントはOsmoだけでしたが、もっと本格的なシステムRONIN(ローニン)もかなり気になります。こちらは市販のカメラが色々搭載できる設計になっているようです。お金あったら買っちゃうなきっと。RONINのシリーズで少し小ぶりでドローンにもそのまま搭載できるRONIN-Mというのも新たにラインナップに加わったようです。

メーカーさんの話では、メーカー同士で価格の叩き合いをしても仕方ないので、基本的に値下げはしない方針なんだそうです。なので、どこで買ってもお値段はきっと似たようなものでしょう。イベント参加者はもしかしたらその場で申し込めば多少交渉の余地はあるかもしれませんね。

RONINで撮影されたショートムービー(会場では日本語字幕付きでした)           

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