ビンディング固定用のネジは必ず3番のドライバーで!

スノーボード大好き、冬は毎週雪山に行くほろです! 今回はスノーボードのビンディングについて、意外と知らない人も多いちょっとしたヒントをいくつか書いてみたいと思います(*^O^*)/

第3弾はこれ

ビンディング固定用のネジは必ず3番のドライバーで!

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プラス頭のネジは、ネジの太さによって4種類のサイズのドライバーに対応しているのをご存知でしょうか?

プラスネジは太さによって、頭に彫られた十字の溝のサイズが4種類あって、それぞれ小さいサイズから順に0番、1番、2番、3番というように番号で呼び分けられています。

スノーボードのビンディングに使われるネジは、プラス頭のネジの中では最も太めの6ミリが標準サイズなので、一番大きなサイズの3番ドライバーが適合します。

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↑パッと見で先端がずんぐりむっくりした感じのが3番です。一度よく観察すれば見分けるのはさほど難しくないと思います。(2番ボロっww)

一般的に一番よく使われるのは2番というサイズのドライバーで、家庭にもよく置かれているサイズです。

サイズが合わない2番ドライバー等でビンディングのネジの締め付けや、固く締まっているネジの取り外しをしようとすると、プラスの溝がピタッと合わないので力が上手く伝わらず、ネジを適切な力で締め付けたり、緩める事が出来ないばかりか、無理にやるとネジ頭を痛めてしまうこともあるので、(ネジ頭もドライバーも痛む!)スノーボードをする人は3番のプラスドライバーを必ず1本は持っておきましょう。

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2番のプラスドライバーでの使用は緊急時以外は絶対やめましょう。

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スノーボードショップなんかでよく見る、短~いビット(交換可能なドライバーの軸)が何種類も付いていて頭を取り替えられるタイプや、ドライバーにラチェットが付いているものも良く見ますが、実際スノーボードで使うのはほぼ3番だけですし、ビンディングを締める程度の用途ならラチェットは全く必要ない(重いだけだし、切り替え部に雪が詰まったりして逆にやりづらいw…というかそもそもドライバーという工具にラチェットは必要無いと思うw)ので、個人的には安くて使いやすいシンプルな3番ドライバーがオススメです。

※ビンディングによってはストラップなどに2番のネジが使われている場合もありますが、普段の調整には関係ないと思います。

ドライバーはシンプルなビット差し替えタイプがいちばん!

ちなみに僕はホームセンターで買った、ビット部分が交換出来るタイプのスタビードライバー(柄の短いドライバー)に短めの3番ビットをセットした物を愛用しています。 コンパクトなので、いつもリュックのサイドポケットに忍ばせています。

ビット差し替えタイプのスタビードライバーって、探してもなかなか少ないので、見つけた時は即買いでした(笑)

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3番ドライバーを持ってないという方はこれを機会にぜひ手に入れましょう(^^♪ 

買いに行く時間がない忙しい方はアマゾンでどうぞw

ゲレンデ持ち込み用のコンパクトサイズなら、

ベッセル(VESSEL) ベクトルスタビー差替ドライバー 270W-62 (スタビードライバー+2番とマイナスのビット付き)と、
ベッセル(VESSEL) 玄人魂 両頭コンビビットPZ2/PZ3×65 PZ142365(片側が2番、反対側が3番ビットの2本セット)

あたりを組み合わせるがおすすめですが、通常サイズ(自宅用と兼用など)でも良いのであれば、

ベッセル(VESSEL) ボールグリップ差替ドライバーセット No.220W-3
これが実用プラスドライバーとしてはめっちゃおすすめです。差し替えタイプがおすすめな理由は、ドライバーの先端が痛んできた時に、ビットだけ交換すればまた新品同様に使えるからです! 

痛むのはいつも先端だけなのに、本体ごと買い替えるのはもったいないですからね。 

また、インパクトドライバー対応の6角軸のビットは全国の職人さんも使っている統一規格なので、ホームセンターや工具を扱っているお店なら必ず置いているので、どこでも手に入りやすいというのもおすすめできる理由のひとつです。

ワタシ本業が職人なのでドライバーは毎日のように使ってますが、老舗メーカーのベッセルが使いやすくて好きです。

工具の話になるとついつい長くてすいませんw

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