最近、台風被害の仕事がちょいちょいあります。

今日はとある会社さんの門扉のカンヌキを取り替える仕事をしてきました。


ところで、カンヌキって、、わかりますかね??


観音開きタイプの扉の真ん中に、両方の扉にかかるように1本の棒をスライドして施錠する方式の錠の事です。

漢字で書くと、「閂」です。めちゃくちゃ直感的で分かりやすい漢字ですよね(笑)


映画とかで、敵が目の前に迫り来る状況で「急げーっっ!!」って言いながら、観音扉の内側に掛ける、あの棒です。大抵、体当たりで破られますけどね(笑)

あれも多分閂の一種だと思いますw





さて、そのカンヌキが、先日の台風で曲がってしまったようなのです。





曲がったカンヌキがこちら

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分かりますかね?  ちょっと微妙な曲がりですけど、このカンヌキってのは曲がってしまうと、左右の扉に2ヶ所づつあるガイドを通らなくなってしまうのです。

一旦外して、叩いて曲がりを直して復旧、という方法もあるんですが、今回は取り替えという事になったようです。


どうせ工賃かかるなら、先端の部品も無くなってるし、新しいのに取り替えちゃおう、って事かも知れませんね。(曲がりを直して修理しようとしたけど無理でした……後日部品を取り寄せて無駄に2回分の工賃がかかってしまった…という最悪の事態も避けられますしね)



さて、今日交換してきたカンヌキは、対象の扉に直接溶接して取り付けるタイプのものでした。大きい門扉は溶接タイプが主流なのかも知れません。(小型のものだと、ビス止めのタイプもあります)


交換の手順としては、取っ手の部分を棒から切断して外し、新しい棒を差し込んで、取っ手(兼施錠部)の板を溶接して取り付ける。

という手順になります。


とりあえずベビーサンダーで切断して外しました。

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で、新しいものを差し込んで、溶接します。

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↑溶接完了してから「作業してる風写真」を撮ってますw

工事写真はだいたいそんな感じです(笑)

本当に作業中撮ったら、何やってるか分かりにくい写真になりがちなのでw  分かりやすく撮るためです!(キッパリ)


今日取り替えたカンヌキは、ステンレス製だったので、溶接にはステンレス用の溶接棒を使います。

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頻繁にやる内容ではないので会社に在庫がなかったので、今回の為に買いに行きました。

こんな少量のパッケージもあるんですね。溶接棒が少量で安く済んだついでに、溶接後の焼け取り研磨用に、「磨きジスク」なるものも買いました。

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↑溶接後のカスをハンマーで叩いて除去する作業。アーク溶接だと、溶接後に黒いカスが残ります。このカスは溶接の熱が冷めてから除去するんですが、ステンレスの溶接棒から出るカスは、鉄の溶接と比べてめっちゃ硬いんです。


ちなみにハンマーは、ブロック積みで使ってる斫り(はつり)付きのやつ。溶接作業でもこの斫り仕様が便利です。


続いて、焼け取り作業↓(やってる風写真)
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ディスク回転してないですからね(笑)

いや、片手で写真撮るし危ないからw  作業工程を紹介するために撮影してます!

この#320番の磨きジスク、なかなか良かったです。鏡面のツヤは消えちゃいますが、わずかな凹凸くらいは消してくれそうです。


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↑溶接部は磨いた後でこんな感じですね。

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鍵の掛かりを確認して、修理完了です。。

エンジンウェルダーによる現場でのアーク溶接の場合は、仕上がりの美しさはこの程度と思ってください。。


現場でステンレスの門扉専門で施工する業者さんなら、現場でTIG溶接できるんでしょうけど。

TIG溶接ってのは、アルゴンガスを使った仕上がりの美しい溶接のことです。主にステンレスとかアルミの溶接に使われます。

TIG溶接機は、本当の専門屋さんじゃないと持ってませんからね…^^; 僕もやったことありますが、機械がありません(笑)

アーク溶接でも大丈夫でしたら、僕でも対応可能ですw






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