こんばんは、今日はフェンスの柱立て工事で僕がやらかしたミスについて、シェアしたいと思います。


いやはや、最近ではフェンス工事でほとんどこんなミスをしなくなったので、とても貴重なミスと言えるかも知れません(笑)


けっこうな大失敗なので本当はブログなんかに上げないで内緒にしておきたいところなんですが、すでに犯してしまったミスで僕の評判が下がる事より、職人さんの読者さんが、今後同じ失敗をしてしまうケースを1件でも減らせれば、公開する価値があると思って、思い切って記事にしています。


ですので、できれば教訓になる部分だけ拾ってもらって、僕がよくミスする人間って部分は忘れていただけるとありがたいです(笑)


さて!前置きが長くなりましたが、なにをどう失敗したかと言うと、、

柱の埋め込み深さを思いっきり間違えて埋めてしまいました。
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↑こちらが、僕が埋め込み深さを間違えてしまったのと全く同じタイプの柱です。

埋め込み深さを示す、『埋込基準線』というシールが貼ってあります。


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この柱はLIXILのアルミ多段柱、というタイプで、数種類のアルミ型材フェンスを上下2段又は3段と、取り付けできる、Hの高い柱になっています。

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僕も、施工前に重要な部分だけは図面で寸法をチェックして作業してます。

今回施工前にチェックしたのは3つの大事な寸法は以下の3つです。
①フェンスパネルの下端の隙間(60mm)
②柱のピッチ(1977.5mm)
③パネルの厚みと取り付け方法
の、3つです。

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↑これ、実際に施工した写真ですが、こんな感じに柱をなるべく壁側に寄せたかったので、パネルの厚みは重要でした。(柱と壁の間にパネルが入るため)


その3点だけ確認したら、さっさと柱を埋める位置と高さを決めて、埋め込み基準線のシールに合わせてコンクリートで固めてしまったわけです。いつもの様に。。

それが大きな間違いだったとは全く疑うこともなく……



コンクリートが完全に固まって、パネルを取り付ける段階になって初めて、僕は異変に気付きました。

パネルの下端は60mm空くのを確認して金物を付けたのに、上段のパネルが完全に柱より上に飛び出すんです……これだと、上段パネルを固定出来ない。


ん?何かが絶対おかしい。

まさか自分がミスしていたなんて全く疑いもしなかった僕はまず、品物を卸してくれてるダイワという問屋さんの、笹森さんに確認の連絡をしてみました。


図面や現場の状況から、製品をチョイスする段階から担当してくれているので、笹森さんに聞くのが一番手っ取り早いのです。

(専門家なので、現場で不具合や問題が起きた時によく電話で相談している、頼りになる問屋さんです)

笹森さんもその場で図面を見ながら一緒に確認してくれたんですが、どうしてそういう事態が起こるのか、原因がなんなのか、なかなか分かりませんでした。

柱のサイズと、パネルの組み合わせも間違ってません。

……が、色々と電話でやり取りしながら寸法などを確認する内、どうやら柱の埋め込み寸法が違うようだ…という事が分かりました。。


疑いもしない部分だったので、初めはなかなか理解できなかったのですが、どうやら、、柱の長さ(種類)によって埋め込み深さが変わるという事のようです。


ここでようやく、ミスをしていたのは自分だったと気付いた訳です。恥ずかしい話です、まったくw

笹森さんも、これは分かりにくいですねーと同意してくれましたが…

いや、僕も取説を熟読しないで柱を埋めに取り掛かったのは悪かったかも知れませんが、今回のは余りにも表記の仕方が分かりにくいです。

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表2-2の、Aという欄ですね。この表によると、埋め込み基準線通りに埋めていい柱は、T-14と、T-16の2種類のみ。


つまりそれ以外の7サイズの長さの柱は全て埋め込み基準線に合わせて埋めたらダメという事。


それなら、最初から【埋め込み基準線】なんてシールを貼るなっつーの(怒)

何故そのような、間違いを誘発するような表示をするのか……


実際に工事する側としては、こういった、柱的な物を施工する際に、僕らが確認したいのは、【実際に柱の埋まり深さは何mmなのか?】って事に尽きます。


フェンス工事というのは、パネルを取り付ける都合上、なるべく早い段階で柱をモルタルやコンクリートで固めておく、というのが一般的なのです。


フェンスって、めちゃくちゃ種類たくさんあるんですよ。色んなフェンスの施工経験はあるし、それぞれ特徴や施工上の注意点も色々知ってるつもりです。


でも、埋め込み基準線という表示通りに埋めたらダメな柱なんて、見たことありません。



これは僕以外にも同じ様に間違えちゃった職人さん、いるだろうなーと思い、LIXILのお客様相談室的な所に電話しました。

カクカクしかじか(説明)…なので、、

『埋め込み基準線について、職人さんが早とちりしないような表示をして欲しい(柱の梱包にペラ紙1枚入れるなど)』←僕の主張


本当は、取説の印刷からもっと分かりやすく(というか、間違った施工が起こりにくくするため)直して欲しいところですが、取説から変えるのはなかなか簡単ではないでしょうから、応急的な対応として注意を促すペラ紙を、という事です。

担当の方は丁寧に僕の言い分を聞いてくださって、なかなか同情してもらえたような雰囲気でした。

そしてアドバイス、というか、助言をもらったんですが、、


一応、この、案件をまとめて上に報告するんだけど、、より対応の優先順位を高めるためには、お客様からの複数件のクレーム(要望)があった方が、案件が通りやすいと。


という事でしたので、この記事を読んで『うんうんわかるー』って方はどうかLIXILに電話でこの案件についてクレームを入れて下さい!……って、しないですよねー(笑)


まぁ、僕自身はこの件でめちゃくちゃ嫌な思いをしたので、今後二度と同じミスはしないと思いますが、後続の方達には僕と同じ間違いをしてほしくないので、出来ることはしたつもりです。


渋滞でハザードランプで後続に知らせてあげるような気持ちで。



で、フェンスは結果的にどうなったかというと……パネル下端を目一杯下げたら、何とか取り付けできたので、お客様には正直に事情を説明して謝罪いたしました。

そしたら快くお許しくださいました。お客様が寛大な方で本当に救われました。ありがとうございました。










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