外構工事職人の腰袋の中身を紹介します!

今朝は現場で、隣家の方に挨拶をしたらシカトされました、外構職人、ほろです。

あ、ご心配なく!ぜんぜんへこんでませんから(笑)

今日は、現場搬入される材料が入ってくるまでヒマになっちゃったので、僕が毎日使っている腰袋の中身でも紹介してみたいと思いますw

え?そんなの見たい奴なんているかって??

いやいやいやいや、、ほら、職人さんになったばかりの若手さんとか、同じ外構職人さんとか、、普段どんな道具使ってるのかなーって気になってる人がいるかも知れないじゃないですかw

いいんです、暇なんですw  何時に入ってくるか分からない材料を現場で待っているんです!

そして昼メシにはまだ早いんです!w

っていう事で、さっそくいってみたいと思います!

他人の腰袋の中身がちょっと気になるって方は、暇つぶしに読んでみてください(笑)

はい、まずは外見から!ボロいですねー使い込んでますねーw

仕事してる証拠!って事にしておきましょう。

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色んなタイプの腰袋がありますが、こんなカタチのやつが気に入って使ってます。本体だけなら値段も安いです、1000円くらいです、たぶんw

ではまず、腰袋本体の機能から紹介しますね。
ここから先、青い字はAmazonのリンクなので、飛びたくない人は間違って押さないようにしてくださいね〜😅

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工具差し

上の画像でハンマーを差していた部分は、3つの輪っかが付いた工具差しです。

大きい輪っかにハンマー、小さい輪っかに、ドライバーなどを差して使っています。

工具差しが不必要な時や、狭い所で作業する時にはパタッと上に折り畳む事が出来るタイプです。

インパクトや、充電ドリルなんかを使う時は、この輪っかに掛けたりもします。 (工具差し

D環(でぃーかん)

これは、ゼネコンさんとか、野丁場などの現場で安全帯が無いとダメな時に、安全帯を取り付ける為に付けてます。 (安全帯 D環

外構の仕事は、安全帯が必要な事が少ないので、、普段から付けっ放しは邪魔なだけなのです💦

カスタマイズで後付けでD環付けてる人は少ないかも。

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バックル部分

ベルト本体は、安全帯対応の脱着がワンタッチ式のタイプを使っています。このベルトは5000円近くしますが、付けたり外したり、しょっちゅうするので断然便利です。
(追記2021年現在ではちょっと軽いタジマ(Tajima) 安全帯 胴ベルト 黒ワンタッチ M 黒を使っています)

バックル部分の調子が悪くなってきたら、油をちょこっと差すと復活しますw

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腰袋本体

あ、ご存知ない方のために、、腰袋って基本的にベルトと別々に売ってて、好きに組み合わせて使うようになってるんです。

さっき紹介した工具差しも、業種別で色んな工具に対応したタイプが売っています。 (腰袋
ベルトを通す部分は、これみたいに幅広いタイプを選んでます。(袋を頻繁にズルっとずらすので、帯状のタイプだと2〜3ヶ月で擦り切れちゃうのです)

ボロくなってホツれてきた部分はシューグーという靴用の接着剤で補修しながら使ってますw

続いて中身を。

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中身!

標準装備として、これくらいいつも持ち歩いています。

スケール

両面ミリ表示の25mm幅タイプ。25mmじゃないと伸ばした時にぺこーん、って折れちゃうので、25mm以下はダメっす。 (tajimaセフコンベG3ゴールドロック25

ハンマー

土牛の『24mmバールトンカチ』ってやつを使ってます。釘抜きと、ハツリと、ハンマーが付いてるので、外構の仕事ではめちゃ便利です。

このハンマーを紹介した記事も以前書いてるので、気になる方はそちらもどうぞ。

水平器

長さ200mmのコンパクトタイプ。両端部がゴムになってます。マグネット付き。(エビス G-ディレクターレベル

フェイス支柱立ても、ブロック積みもほとんどコレ1本でまかなってます。200mmという長さが、ブロック積みにも最適なのです。

テープ類

テープ類は、持ってたり、たまに使い切ってなくなってたりしてますが、少し持ち歩いてたほうが何かと便利です。

マスキングテープは、直接印を書いたらマズい対象物に印を書くのに使います。

カッターナイフ

L刃タイプってやつかな?このサイズじゃないと現場では使えません。タジマ製の、割とシンプルなタイプです。

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小さなタッパーの中身

コレが超重要な役割なんす。主に水糸を張るためのコンクリ釘や、ピンやら入れてます。

コンクリ釘はメインに38mmと、たまに50mmを使います。

虫ピン的なやつは、丁張りに水糸を張る時用です。カルコってやつと同じ役割だけど、コレなら単価めちゃ安いし、無くしても痛くもかゆくもないので。コンパクトだし。割と気に入ってます。

オレンジ色のクサビみたいなやつは、、たぶんどっかの現場で拾った物です(笑)水糸張りで微調整とかに時々使ってますw

短いビットは、何で入ってるのか分かりませんw

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水糸

あ、これやっぱ気になります??
これはですね、、ホームセンターとか職人さんの道具のお店には絶対に売ってないやつなんです。メタリックブルーでカッコいいでしょ?(笑)


実はこれ、ダイビング用品なんです。そう、海に潜る、あのスキューバダイビングです。

今年の夏に、友達に誘われて、伊豆の方で10年ぶりくらいに潜ったんですが、その時にダイビングショップに似たやつが置いてあって、、水糸に使えそうじゃね?…(・∀・)

と思って、Amazonで探しましたw

中国製で1000円ちょいです。届くのに2週間くらいかかりましたw

真ん中の穴が大きめなので、そこにプラスドライバーを突っ込んだら上手いことハマったので、、ドライバーの先端を充電ドリルに噛ませてびゅーん、と糸を巻きつけましたw

肉厚のアルミ製なので、踏んづけたくらいじゃ全く壊れません。

コレの良いところは、芯の穴が大きめなので、水糸の残りが少なくなった時でも、快適に巻き取れるんです。

市販のプラスチックのドラムに巻かれた水糸は、真ん中の芯が細くて(その分たくさん巻かれてあるのですが)、残り少なくなった最後の方は、巻き取りが超めんどくさいんですw

あと、プラスチック製のドラムは、側が派手に割れると、まだ大量に残っててもそのままじゃ使えなくなっちゃうんです。。

すげーイライラするんです、この現象w

まだまだたくさん水糸が残ってるのに、側が派手に割れちゃった時の残念な気持ちといったらありません。(笑)

良かったらAmazonで探してみてくださいw

これを工事現場で使ってる職人さんは、多分日本にまだ3人くらいしかいないと思いますw

フィンガースプール』とかのキーワードで出てくると思います。

僕は使ってみて良かったので、太い水糸用に二つ目をポチりましたw
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筆記用具類

一応、これ筆記用具でいいですよね?(笑)タッチアップペイントが混じってますが、同じジャンルに入れちゃいましたw

ではさっそく、左から順にいきますね。

油性マジック
乾きまペン、というネーミングのシンプルなマジック。

極上ペイントマーカー(黄色)
これ、つい最近、鉄筋屋さんに教えてもらったマーカーです。黒い鉄筋に印を書くのに1番見えやすいペン。

ペイントマーカー(白)
同じ用途の極上じゃないやつです。鉄筋屋さんに教えてもらう前までこれを使ってました。ペン先を押し付けるとインクが出てくるんですが、たまにジュワッと出すぎて台無しになる事がありますw

濡れても書けるクレヨン(蛍光ピンク)
主にフェンス柱の割り付けの目印として、ブロックに印を付けたりします。
めちゃ注意を引く色なので、間違えちゃいけない、大事な所に使います。説明しなくても他の人に気付いてもらえるという利点もあります。

タッチアップペイント(白)
これ、腰袋に持ち歩かなくてもいいやつでした。なんで入ってたんだろ(笑) 白いメッシュフェンスを切り詰めた時に小口に塗るのに使います。腰袋に常備→工具箱に格下げですなw

3色ボールペン
コンビニに売ってるやつです。図面に何か書き込んだり、新規入場書類を書いたり、何かと使います。

建築用エンピツ(2mm芯)
これは無いと仕事にならないやつです。赤い「超硬芯」という芯を使ってます。

ブロックの様なザラザラ面に書くと、あっという間に芯が減ります(笑) 外構工事の必需品。

さて、僕の標準装備はこんなところかな!

あとは、作業に応じて中身を入れ替えて使ってます。

墨出しの時は墨壺を入れたり、配線する時はペンチ、ニッパー、ビニールテープを入れたり、、金物関係をいじる時は中身を空っぽにしてビスとかボルト類、スパナ等を入れたりして使っています。

おわり。
へぇー、って思いました??(笑)

はぁー、材料まだ来ないなぁw

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